相模原市で洗濯ホースを挿したTBC製フラット水栓で水漏れ？TBC水栓の差し込み口から水漏れが起きる原因と対処法を解説します

2025年3月14日

TBC製のフラット水栓という水栓をご存じですか？
コンセント型水栓とも呼ばれる水栓は、設置箇所の見た目がすっきりとした印象になることが特徴的です。

一方で、水漏れが起きてしまうと、修理のためには専門的知識と技術が必要です。

この記事では、TBC製フラット水栓と洗濯ホースの接続部分から水漏れが起きる原因と対処法を、修理の事例と併せてご紹介します。

TBC製フラット水栓をご使用の方は、参考にしてください。

TBC製フラット水栓とは？

TBC製フラット水栓は、株式会社タブチが製造・販売を行っているフラットシリーズの水栓です。
TBCフラットシリーズには、壁面設置タイプや防水パンに水栓コンセントが内蔵されたものなどさまざまな種類が販売されています。

フラットシリーズの水栓は壁に埋め込むことや、防水パンに内蔵することで、ランドリースペースをスッキリとさせることができます。
また、洗濯機上部に設置するタイプの乾燥機の邪魔をすることもなく、使い勝手の良い水栓コンセントとして知られています。

しかし、不具合が生じたときに修理に時間がかかるというデメリットもあります。
その他にも、壁に埋め込むタイプの水栓はメーカーごとに部品の形状が異なることが多く、メーカー取り寄せになるケースが多いこともデメリットとして挙げられます。

使い勝手がよいメリットがある一方で、万が一不具合が起きたときに時間がかかる可能性があることも、しっかり理解して使う必要があります。

相模原市でのTBC製フラット水栓の水漏れ修理工事

ここからは、当社が相模原市のお客様からのご依頼で修理に伺った事例をご紹介します。

「水栓から水漏れが起きている」とのご連絡をいただきお伺いしたところ、壁に埋め込むタイプのフラット水栓と、洗濯ホースの接続部分から水漏れが起きていました。

洗濯ホースを外して確認すると、フラット水栓の開閉バルブが不具合を起こし、吐水口から水漏れが起きていることがわかりました。
また「スパウト」と呼ばれる、吐水口と繋がっている水栓内部のパーツも経年によって劣化していたため、先々を考えて同時に交換することをご提案させていただきました。

すでにご紹介した通り、壁面埋め込みタイプの水栓コンセントは共通部品が少ないです。
メーカーへ在庫があるか問い合わせをし、開閉バルブとスパウトの同時交換について納得いただいたうえで、正式に修理のご依頼をいただきました。

バルブ交換と同時に、経年によって劣化していたスパウトの交換を行い、水漏れがないことをお客様に確認していただいて、修理は完了です。

TBC製のフラット水栓の差し込み口から水漏れが起きる原因は？

TBC製フラット水栓の差し込み口から水漏れが起きる場合、その原因の多くは2つ考えられます。

ニップルの不具合
開閉バルブの不具合

それぞれ詳しく解説しますので、万が一水漏れが起きてしまった場合に、参考にしてみてはいかがでしょうか。

ニップルの不具合

ニップルとは、洗濯機のホースと蛇口を繋ぐための部品で、さまざまなタイプのものが流通しています。
このニップルと蛇口との接続が緩んでいると、隙間から水が漏れ出ることがあります。

水栓の差し込み口から水漏れが起きているとき、ニップルを確認してぐらつく場合は、ニップルが原因と考えてよいでしょう。

また、長期間使用することでニップルの内部で使われているゴムパッキンが劣化し、蛇口との間に隙間ができて水が漏れる場合もあります。

開閉バルブのの不具合

開閉バルブは水栓から出る水を止水したり、水量の調整をしたりするために必要なパーツです。

開閉バルブが不具合を起こしている場合、しっかりと水を止めることができず、吐水口から水が漏れる場合があります。
また、不具合の原因はさまざまですが、パーツの破損や経年劣化による摩耗などが考えられます。

壁に埋め込まれたTBC製の洗濯水栓が水漏れしたら早めに専門業者へ連絡を

壁に埋め込むタイプの水栓は、特殊な構造のため、修理ができる水道業者が限られます。
作業自体に専門の知識と技術が必要になるためです。

しかし、修理できる業者がなかなか見つからないからと放置しておくと、洗濯ホースの差し込み口からの水漏れが悪化する可能性があります。
万が一にも差し込み口からの水漏れが悪化した場合、床へ水が染み込んでしまい、腐食の原因になります。

また、集合住宅の場合は階下のお部屋の天井まで水が流れてしまい、水栓の修理だけでは対応できない場合もありえます。
その他にも、壁に水栓が埋め込まれているため、壁の内部に水が染み込み、カビや壁面の腐食などさまざまな弊害が起きることも考えられます。

埋め込みタイプのTBC水栓で水漏れが起きたときは、できるだけ早く修理可能な専門業者へ依頼することをおすすめします。

まとめ：壁に埋め込まれたTBC製の洗濯水栓が水漏れしたら当社までご連絡ください！

TBC製のフラット洗濯水栓は、壁からの出っ張りが少なく、スペースを取らないため洗濯機や上部設置型の乾燥機を設置する時の邪魔になりません。
また、壁の美観を保つことにも役立つ、使い勝手の良い洗濯水栓といえるでしょう。

一方で、壁に埋め込むという特殊な構造から、万が一不具合が発生したときに、対応可能な修理業者が限られるといったデメリットもあります。

当社では、これまで数多くのTBC製フラット水栓の水漏れ修理を行ってきた実績がございます。
万が一TBC製のフラット水栓で水漏れが発生してしまった場合は、放置せず当社へ修理をお任せください。

水道修理のプロとして、これまで培ってきた知識と技術で、お客様が抱えている悩みを解決するためのお手伝いをさせていただきます。