洗面下の排水管に白いものが付着しているのを発見したことはありませんか。
実は放置しておくと大変なことになります。
今回はその原因と修理方法について記載していきます。
洗面下の排水管に付着する白いものの正体とその原因
洗面下の扉を開けてみたら、排水管に白いものが付着していた!
という場合に出くわしたことがある方は意外にも多いのではないでしょうか。
どこのご自宅でも起こりうる身近な現象ですが、
その正体について詳しく知っているという方は少ないと思います。
そこでまずは排水管に付着した白いものは何なのか?
そして、なぜ起きるのかについて1つずつ丁寧に解説していきます。
まだ洗面下の排水管を確認したことがない!
という方はぜひ一度確認してみてくださいね。
洗面下の扉を開けるとU字の排水管が確認できると思います。
確認した結果、ご自宅の排水管が綺麗な状態でも今後起こる可能性は十分に考えられます。
この記事では、なぜ白いものが付着するのかとその原因、放置するとどうなるのか、
対処方法について段落ごとに説明しているので最後まで目を通して今後の参考にしてみてください!

付着した白い物 = ただの汚れではない
排水管に付着している白いものは、ズバリ「白サビ」です。
白い粉状の付着物をただの汚れやカビと間違える方も多くいるので、
この場で認識を改めておきましょう。
では、そもそも「白サビ」とは何でしょうか?
サビの一種のことですが、中でも白サビとは亜鉛メッキの施された製品が、
空気・水分の両方に触れることによって発生する亜鉛の酸化物のことで、
主成分は酸化亜鉛や塩基性炭酸亜鉛と考えられています。
つまり、亜鉛・空気・水分の3つの条件が揃うと生じる、
亜鉛メッキの表面が空気中で酸化して発生するサビのことです。
見たことのある方はイメージがつくと思いますが、
見た目はチョークの粉のような粉末状になっています。
では、次に洗面下の排水管でなぜ発生するのか?原因について解説していきます。

白サビのできる原因
上記で白サビの正体について説明してきましたが、
亜鉛・空気・水分の3つの条件が揃うと白サビになることが分かりました。
そのため、亜鉛メッキを使用していない排水管では起こりません。
ここで洗面下の排水管の種類についてみていきますが、
排水管は「金属製」と「樹脂製」の2種類があります。
では、金属製の排水管を使用しているご家庭ではどのように白サビが生じるのか。
原因の多くは排水管の経年劣化と言われています。
経年劣化により、排水管の亜鉛メッキが剥がれ空気や水分と反応し、酸化が起こります。
特に、洗面下の排水管は、
お風呂場と隣接した場所にあり湿度が高くなるため起こりやすいのです。
そのため、ご自宅の配管を長年交換していない場合は注意が必要ですね。
特に20年以上の場合は白サビがないか定期的に確認しましょう。
ここで、なぜ白サビに注意が必要なの?と疑問に思う方もいるかもしれません。
次に、白サビを放置してしまった場合に何が起こるか解説していきます!
洗面下の排水管に付着する白いものを放置すると危険?
洗面下の排水管に付着した白サビを発見した後、
布で拭いて綺麗にしたら良いのではないか?と思う方がいらっしゃいます。
しかし、それは間違っています。
なぜかというと白サビが発生している時点で排水管の腐食が酷く進行してる為です。
実は、恐ろしいことにいつ排水管に穴が開いてもおかしくない状態なのです。
「洗面下の排水管に白いものが付着 = 危険信号」と認識しておきましょう。
では、白サビを放置してしまった場合…
具体的に何が起こるかレベルごとに解説していきます。
・レベル1
まずは穴が開く前に排水管の腐食が進み、
排水管内部にサビが溜めることで水が流れにくくなることがあります。
水が流れにくくなると排水管内部にかかる圧力が上がり、
余計に腐食が進みます。
・レベル2
レベル1の現象が起き水が流れにくい状態が起こると、
今度は洗面台の排水管に水が逆流することがあります。

・レベル3
レベル1, 2より症状が悪化すると最終的には排水管に亀裂が入り、穴が開きます。
穴が開くと水漏れを引き起こし、洗面台が使えなくなります。
また床下に漏水する可能性があります。
以上、3つのレベルに分けて解説していきましたが、
レベル1, 2が起こらずいきなり排水管に穴が開くことも有り得ます。
そのため、洗面下の排水管に白サビを発見したら、早急に対応することが大事です。
洗面下の排水管に白いものが付着したときにするべきこととは…
ここまで、排水管に付着した白いものを放置すると最悪排水管に穴が開き、
水漏れを引き起こすと説明してきました。
白サビは危険信号ということは理解していただけたかと思います。
まずは危険という認識を持つことが第一歩ですが、
対処するために行動することが更に大事になっていきます。
では、白サビを見つけたら何をするべきなのでしょうか?
一番やってはいけないことは前の段落でも解説して通り、
白サビを拭いて綺麗にして終わりにすることです。
これで対処したと勘違いしてしまう方が多いので、
今一度頭に入れてみてくださいね。
それを踏まえて行動するべきことをまとめてみました。
① 洗面下排水管に穴が開いていないか確認
まずは状況を把握することが大事です。
もしすでに排水管に穴が開いてしまっていて水漏れが始まっている場合は、
タオルやバケツなどで水を受け止めておきましょう。
また、漏電防止のため、近くにある電化製品は移動しておきましょう。
② 洗面台の水を極力流さない
排水管の腐食が進んでいる状態で水を流すと…
腐食が悪化する可能性があるため、極力水は流さないようにしましょう。
③ 専門業者へ交換依頼
腐食した配管は新しいものに交換する必要があります。
ご自宅で交換作業をするのは知識がない限り難しいため、必ず専門業者へ依頼しましょう。
当社の対応地域にお住まいの方は素早く対応しますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
依頼する場合の流れは次の段落で説明しているのでぜひ参考にしてみてくださいね!
相模原市で専門業者へ修理を依頼する流れ…
実際に専門業者へ修理を依頼する場合、
一番大事なのは「できるだけ早く依頼をすること」です。
白サビは放置すればするほど腐食が進み、
水漏れによる床下漏水などの二次被害に繋がるので意識しましょう。
では「実際に依頼するには何からしたら良いの?」
という方に向けて依頼の流れを3つにまとめてみました。
① 業者を選定
下記に当てはまる業者を選定しましょう。
・自分の住んでいる地域にも対応しているか
・排水管の交換作業に対応しているか
② 業者へ状況を説明
業者へ依頼する際は、できるだけ状況を詳しく伝えましょう。
メールで依頼する際、写真など状況がわかるものを送付できると尚良いです。
③ 修理の見積もり依頼・修理対応
見積もりを確認し、問題なければ修理を依頼することになります。
以上3つができれば後は修理を待つのみです。
修理依頼がくるまでは洗面台の水は極力流さないでおきましょう。
また、段落のタイトルにもある通り、
当社では相模原市内のご自宅の排水管交換対応を行っております。
ご自宅で白サビを発見し、対処方法が分からずご不安に思うこともあると思いますので、
状況をお伝えいただきまずはお気軽にご相談ください。
白サビはどうか自分で判断ができないという場合でも問題ございません。
ぜひお写真付きでご相談いただけますと幸いです。
皆様からのご連絡を心よりお待ちしております!
まとめ
ここまでで業者への修理依頼方法まで説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。
放置したときの危険性は意外だったのではないでしょうか。
もし、今ご自宅で白サビを発見した!という場合は早めに業者へ依頼をしましょう。
今は白サビはないというご自宅でも、築15年以上で排水管の交換を今までしていない
というご自宅ではいつでも起こりうる可能性があるので、定期的に確認してみても良いですね。
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